白いダリアと蒼い薔薇 蜜 3











ぴ。 ぴ、ぴ、ぴ。

「・・・あ、やっぱこれも違うかー。じゃ、次はっと」


ぴ、ぴ、ぴ・・・ぴぴっ

「って、うわお!?第一関門突破〜。」


遂に電子ロックで遊びだした

運がいいのか何なのか、早々に一つ目のロックを外してしまった。


此処の施設の人ごめんなさい。

でもまさか555だなんて! いくらなんでも安直すぎやしませんか?!

・・・こんなので大丈夫なのか此処のセキュリティー。




・・・・・だって鍵らしきモノが既に刺さってるってどうよ?!危機感薄!!





「さてとお次は。えっとー1,2,3、4桁かぁ・・4桁4桁・・・んー・・・年号?日付?」





うーん。何にしよー。年号、かな。

「・・・・・1192(いい国)つくろう鎌倉幕府。 ・・・なんちゃって」


ぴ、ぴ、ぴ、ぴ。



・・・



うん、反応なし。 いっそ清いぐらいに!



・・・い、いいじゃん、年号といえばそんなもんでしょ!?






「うーん・・・どうしよ」


当たり前だけどネタが尽きた。


あと年号といえば・・何だろう?

ていうかここ、どうせBLOODの世界なんだから、この際そっち方面でいくか。

えっと、事の起こりは・・・・・1983・・・?


って違う違う。もっと昔だよ。1800年代。

で、下二桁はー





・・・・・あ、やっば。 忘れたっぽい?







「・・・仕方ないなぁ。 多分、8とか3とかが使われてた気がするんだよねー」



ま、どうせ暇だし、てきとーに入れてきますかー。




1,8,3,3っと。





・・・ピピピッ




            ――――カシャンッ









っておおうひらいた・・・え、ひらいた?   ・・・開 い た・ ・ ・ ?










「え。   ええ・・・えええぇえ?!?! ひ、開ッ 開いちゃった?!」










・・・・・うそーん。











-- + ----------------------------------



Back Next